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日本には、昔から、お正月、節分、七夕など数々の年中行事がありますが、中でも「お正月」は一年の始まりにする大事な行事です。
正月宮・正月寺歳徳神社は、「お正月様」歳徳神・年神様(歳神様)を主祭神として祀る、全国でも珍しい神社です。
歳徳神信仰の象徴として古神道(神話)の時代より続くこのお正月様を各家庭でお迎えする行事では、「お正月様」の依り代としての御神影を、ご家庭の神棚等にお祀りします。
当神社が頒布する「お正月様」の御神影(御姿)は、新しい年を寿ぎする尊い歳神様の顕現したお姿として受け継がれてきました。 現在頒布している御神影は、累代写しの中で、江戸時代の初め、「寛永二年(一六二五年)正月」に彫られた版による御姿です。
「お正月様」は、私達に「富と豊かな繁栄をもたらし、心豊かに幸せにしてくださる神様」として、その御姿を神棚や柱・壁などへお飾りします。(家庭祭)
令和七年の干支は、十干十二支で「乙巳」(きのと・み)です。
「乙」は、紆余曲折しながら困難があっても、草木のようにしなやかに伸び、広がり、「巳」は神様の使いとされ、脱皮し成長することから力強い「再生と変化」を意味します。
この組み合わせは、努力を重ねてきたことが、一気に芽吹いて伸びる勢いのある年、成長を更に安定したものへと育てていく年であるとのことです。
祭主より
更新日: 令和七年元旦吉日
当神社では、「お正月様」等の御姿や御札に、その年の干支を押印して、頒布しています。
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